2学年

4月22日 2学年LHR企画「地域の歴史を知ろう!」

本校の所在する川尻町には、かんぶり穴横穴墓群という古墳時代に築かれたお墓があります。

今回のLHR企画では、身近な地域の歴史を知り、地域の歴史を中央の歴史にただ付随するものとして見るのではなく、双方向の視点を持つことを目的に、このかんぶり穴横穴墓群へ出かけました。

5世紀頃に北部九州で出現した横穴墓はやがて東日本にも伝播し、その分布は沿岸部で多いことが知られています。日立市には他にも赤羽緑地公園内に横穴墓群がありますが、出土した副葬品からヤマト政権とのつながりが示唆されています。「水上移動」が交通手段の主流であった古代において、この地域の重要性はヤマト政権から強く認識されていた可能性があります。

解説を聞いた後、生徒たちは横穴墓群を見るべく散り散りに走って行きました。

日本史の授業ではまだ古墳時代の内容を扱っていませんが、今回の探訪を経て、自分たちが生活する地域と教科書の記述を関連づけ、自ら疑問を持ち探究できるようになってほしいと願っています。また、歴史の授業を履修しない生徒にとっても、現在と過去との対話を通して、過去にも現在にも縛られない自由な視点を養うきっかけになればと願ってやみません。